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重量
Razer Viper V3 Proの重量は、ブラックカラーで約54g、ホワイトカラーで約55gとなっています。この軽量設計は、長時間のゲームプレイを行う際に疲れにくいというメリットを提供しています。
サイズ(長さ、幅、高さ)
Razer Viper V3 Proのサイズに関する情報は以下の通りです:
– 長さ: 127.1 mm (5.00 in)
– 幅: 63.9 mm (2.51 in)
– 高さ: 39.9 mm (1.57 in)
形状(左右対称or非対称)
Razer Viper V3 Proの形状は左右対称です。このマウスは、つかみ持ちやつまみ持ちなどの様々な持ち方に対応するように設計されています。前身のViper V2 Proと比べて幅が少し狭くなり、全体的に高さが出ていることから、多様な持ち方に適応できる「万能型」の特性を持ち合わせています。
接続方法(有線or無線)
Razer Viper V3 Pro マウスは、無線接続と有線接続の2つの接続方法で使用できます。
無線接続は「Razer HyperSpeed Wireless」技術を利用しており、2.4GHzの周波数でデータ送信を最適化しています。ワイヤレスドングルをPCのUSBポートに接続し、マウスをオンにすることで接続が確立されます。この方式は、周囲の周波数をスキャンし、最適な周波数に切り替えて高速で安定した通信を実現します。
有線接続を行う場合は、付属のSpeedFlex USB Type Cケーブルを使用してマウスをPCのUSBポートに接続します。この接続方法では、バッテリーの消耗を気にせずに安定した接続が可能です。
さらに、Razer HyperSpeed Wirelessドングルは複数のデバイスを同時に支援するマルチデバイスペアリング機能を持ち、柔軟な使用が可能です。
センサータイプ(光学式or機械式)
Razer Viper V3 Proは光学式センサーを採用しており、具体的には第2世代の「Focus Pro 35K Optical Sensor」が搭載されています。このセンサーは、ガラスを含むさまざまな表面においてプロ級のトラッキング性能を提供します。
DPI(感度)
Razer Viper V3 ProのDPI(感度)についての詳細は以下の通りです。
最大DPIは35,000に設定可能で、これを実現するために第2世代Focus Proオプティカルセンサーを搭載しています。DPIの調整は非常に細かく行え、専用ソフトウェアを使用することで50単位刻みで設定でき、ユーザーの好みに応じた精密な感度調整が可能です。さらに、マウスの裏側にあるボタンを使ってDPIを変更することもできます。
「感度マッチャー」という機能が搭載されており、他のマウスのDPI設定を引き継ぐことができるため、別のマウスからの移行でも同じ操作感で使用できるのが特徴です。この機能は他社製製品のマウスにも対応しています。
ポーリングレートに関しては、最大8,000Hzまで設定でき、Razer HyperPolling技術を用いています。この高ポーリングレートはゲーム中のスムーズなカーソル移動を促進し、ゲームプレイとそれ以外のシーンでポーリングレートを変更することでバッテリーの消費を管理することも可能です。Razer Viper V3 Proのバッテリー寿命は約95時間とされています。
これらの機能により、Razer Viper V3 Proは高精度でカスタマイズ性の高いゲーミングマウスとしての優れた性能を提供しています。
ポーリングレート
Razer Viper V3 Proは、最大8,000Hzのポーリングレートをサポートする「Razer HyperPolling」技術を搭載しています。この高ポーリングレートにより、従来のマウスが持つ最大1,000Hzと比較して、遅延を大幅に減少させ、滑らかなカーソル移動が実現されます。
ポーリングレートに関して、バッテリー寿命は次のようになります。1,000Hzでは最大95時間、2,000Hzでは62時間、4,000Hzでは40時間、そして8,000Hzでは17時間の使用が可能です。加えて、ゲーム中とそれ以外でポーリングレートを自動調整する機能があり、バッテリーの消費を効率的に管理できます。
さらに、「Razer HyperSpeed Wireless」と「Razer HyperPolling」の組み合わせにより、低遅延で高レスポンスのワイヤレス接続が実現され、ノイズの多い環境でも安定した操作が可能です。
ボタン数
Razer Viper V3 Proには6つのボタンが備わっており、これらのボタンはマクロやショートカット用にプログラム可能です。
スイッチタイプ(光学式or機械式)
Razer Viper V3 Proのスイッチタイプは光学式です。具体的には、第3世代のオプティカルマウススイッチが採用されており、クリック寿命は9,000万回となっています。
最大加速度(G)
Razer Viper V3 Proの最大加速度は50Gです。この情報はユーザーマニュアルおよび製品詳細ページで確認できます。
最大速度(IPS)
Razer Viper V3 Proの最大速度(IPS)は750 IPSです。この数値は、マウスのセンサー性能の一部として重要な指標となっています。高いIPS値は、迅速な動きにも対応できることを示し、特にゲーミング環境でのパフォーマンス向上に寄与します。
価格
Razer Viper V3 Proのブラック版(モデル番号: RZ01-05120100-R3A1)の日本でのWeb価格は約26,480円(税込)です。この価格は、販売サイトやプロモーションにより変動する可能性がありますが、一般的にはこの範囲内で取引されています。
デザイン
Razer Viper V3 Proのデザインは、前モデルからの洗練を伴った改良が特徴です。形状は対称形を基にしており、長さ127.1mm、幅63.9mm、高さ39.9mmで、幅が狭くなったことで厚みが増し、重量は約4g軽減されています。
ボディには滑らかな手触りのコーティングが施され、特にホワイトカラーではUV保護層により黄変を抑える工夫がなされています。ボタン配置に関しても、左右クリックボタン周辺に段差が設けられており、薬指が干渉しないよう配慮されているほか、サイドボタンは分離されることで操作がしやすくなっています。DPI調整ボタンは本体裏側に移動し、誤操作を防止しています。
マウスの後部は高くデザインされており、つかみ持ちやつまみ持ちに最適です。また、環境への配慮としてポストコンシューマのリサイクル素材を利用した設計も取り入れられています。RGBライトングはシンプルなデザインに変更され、小さなステータスLEDのみがスクロールホイール前方に配置されています。
これらのデザイン要素は、特にプロゲーマーや競技シーンでの使用を念頭に置いたものであり、操作性、耐久性、環境への配慮を高めています。
耐久性
Razer Viper V3 Proの耐久性に関する情報は以下の通りです。
まず、マウスのスイッチには「第3世代 Razer オプティカルマウススイッチ」が採用されており、耐クリック回数は9000万回と非常に高い耐久性を誇ります。このスイッチはデバウンスディレイがなく、アクチュエーションの速度はわずか0.2msです。
次に、バッテリーの寿命も重要な要素で、1000Hzでの使用時には最大95時間、2000Hzでは60時間以上の持続が可能です。さらに、8000Hzモードでも最大17時間の使用ができ、ゲーム中にポーリングレートを自動調整する機能によって効率的なバッテリー運用が実現されています。
また、Razer Viper V3 Proはソフトで滑らかなコーティングが施されており、手が湿っている状況でもゴム並みの保持力を発揮します。このため、長時間の使用においてもグリップをしっかりと維持することができます。
構造的には、軽量設計となっており、ブラックモデルは54g、ホワイトモデルは55gという軽さで手の疲れを軽減しています。くびれのデザインが緩く、背が高いため、持ちやすさも考慮されています。
これらの特徴から、Razer Viper V3 Proは高い耐久性を持ち、長時間にわたって使い続けることができる設計になっています。
オンボードメモリの有無
Razer Viper V3 Proにはオンボードメモリが搭載されており、これによりカスタムDPI設定やボタン構成など、前回使用したRazer Synapseのプロファイルを保存することが可能です。この機能により、デバイスを異なるPCに接続しても設定をすぐに適用できる利便性が提供されています。
カスタマイズ機能(ソフトウェア対応)
Razer Viper V3 Proは、多様なカスタマイズ機能を提供することで、ユーザーが自分のニーズに最適な設定を行えるゲーミングマウスです。主なカスタマイズ機能には、以下のようなものがあります。
DPI設定では、専用ソフトウェア「Razer Synapse」を使用して、DPIを50単位で35000まで細かく設定できます。このため、ユーザーは自分好みの感度に調整することが容易です。また、ポーリングレート設定では、125Hzから最大8000Hzまでの範囲で調整可能で、入力レイテンシーを低減し、マウスポインターの反応速度を向上させることができます。
感度マッチャー機能により、以前使用していたマウスの感度や動きに合わせてViper V3 Proのセンサーを調整することができます。この機能は、基準となる他社製品のマウスとViper V3 Proを同時に動かし、トラッキング距離を計測することで実現されています。
ボタン割り当ても柔軟にカスタマイズでき、各ボタンの機能を変更したり、感度クラッチ機能を設定して特定のボタンを押している間だけ感度を変更することが可能です。さらにRazer Synapseでは、複数のプロファイルを管理でき、ゲームやアプリケーションごとにプロファイルをリンクさせたり、容易にインポートやエクスポートも行えます。
最後に、Chromaエフェクトのカスタマイズ機能も備えており、特定のゲームやアプリケーションにリンクされたライトニング効果を設定することで、ユーザーの環境に合った演出を実現できます。
これらの機能により、Razer Viper V3 Proはユーザーに高度なカスタマイズを提供し、プレイ体験を向上させるゲーミングマウスとなっています。
互換性(対応OS)
Razer Viper V3 Proは、WindowsとMac OSの両方で使用可能な互換性を持っています。具体的には、Windowsの場合、特にWindows 11 Proでの動作が確認されており、問題なく利用できることが示されています。一方、Mac OSでは、Mac OS 12.7.4版での使用が可能で、Razer Mac OSアプリやRazer Synapseをインストールすることで、その機能を最大限に引き出すことができます。
さらに、Razer Synapseは、WindowsとMac OSの両方で対応しており、Viper V3 Proの設定やカスタマイズを簡単に行うことができます。特にMac OS用のRazer Synapse version 1.88やそれ以降のバージョンも利用でき、幅広いユーザーにとって利用しやすい環境が整っています。
接続方法についても、Viper V3 Proは2.4GHzのHyperSpeed WirelessとUSB Type-C有線接続に対応しており、どちらの方法でも安定したパフォーマンスを提供します。このように、Razer Viper V3 ProはさまざまなOS環境に対応し、利便性の高いソフトウェアと接続オプションを備えています。
バッテリー持続時間(無線の場合)
Razer Viper V3 Proのバッテリー持続時間はポーリングレートによって異なります。ポーリングレートが1000Hzの場合、バッテリーの持続時間は約95時間です。一方、ポーリングレートを8000Hzに設定すると、電力消費が増加し、バッテリー持続時間は約17時間に短縮されます。このため、ユーザーは用途に応じてポーリングレートを調整し、バッテリー寿命を最適化することが可能です。
人間工学に基づいた設計
Razer Viper V3 Proは、複数の人間工学に基づいた設計が施されており、快適な使用感を提供しています。以下にその主な特徴をまとめます。
マウスの形状は改良され、後部が高くなったことで手のひらによりフィットし、快適性と安定性が向上しています。特に親指の付け根に対するホールド感が強化されており、より自然な握り方をサポートします。
側面のデザインも工夫されており、右手側のエッジ形状が変更されたことで、指の干渉が減少しました。これにより薬指のポジションが改善され、快適に操作できるようになっています。また、センサー部分の幅が細くなり、さまざまな持ち方に適応しています。
クリック部分は緩やかなU字形状となっており、高くなったマウス後部と相まって、指がより自然にフィットします。サイドボタンは分離されており、親指での認識が容易になり、ストレスなくクリックできるよう改善されています。
マウスソールも大幅に変更され、前モデルよりも大きくなったことで、精密なコントロールが可能となっています。全体的に、Razer Viper V3 Proはすべての持ち方にフィットするように設計されており、手にフィット感を与え、快適な操作を実現しています。
これらの人間工学的な工夫により、Razer Viper V3 Proは長時間の使用でも疲れにくく、様々な使い方に対応したオールラウンドモデルとなっています。
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